楽器業界へ転職したい方へ。本気で解説
楽器業界に興味がある方は非常に多いと思います。
趣味でバンド活動をしていたり、ギターを弾いている方であれば「楽器に携わる仕事をしてみたい・・・」と一度は考えたことがあるはずです。
私も趣味でギターを弾いており、楽器業界への興味がありました。
最終的にはギター・ベースなどの楽器に携わる仕事がしたいという思いが大きくなり、新卒で入社した企業を一年で退職し、楽器メーカーに転職しました。
実際に入社して、楽器業界の裏側を見ると色々と思うところがありますが・・・
楽器業界について実際に入社して感じたことをまとめた記事はこちら。
しかし「自分の好きなことに携われる仕事」というのはやりがいがあるのは事実です。
今回は、現在楽器に関係ない仕事をしているけど「どうしても楽器業界に転職したいんだ!」という強い意志を持っている方に向けた記事です。
「本気で楽器業界に転職したい」と考えている方のみ読み進めてください。
自分が実際に楽器メーカーに転職した経験をもとに楽器業界に転職する方法をお話します。
実際のところ未経験で楽器業界への転職は可能なのか→可能です。
これから楽器業界への転職を考えている人が一番気になるのは「未経験で楽器業界に転職できるのか?」ということでしょう。
結論からいうと可能です。
現に私が転職に成功してます。
「未経験での楽器業界への転職は難しい」と記載しているサイトも見受けられますが、結局はやり方次第です。
また楽器メーカーに入社して感じることは、20代の未経験者だけでなく、「30代の未経験者が楽器業界に転職するのも可能である!」ということです。
どういうことかを解説します。
企業は常に人材不足
近年の転職市場は売り手市場であり、企業はどこも人材が不足しています。
楽器メーカーに関しても同様です。
特に楽器業界は、給与や休日などの待遇面が他の業種と比較して良いとは言えません。
そのため人の出入りが激しいです。
私が実際に転職した楽器メーカーでも、私が入社して数ヶ月ですでに数人辞めるのを見てきました。
企業としては人材が不足している状態なので、楽器業界未経験でも熱意がある人、有能な人であれば楽器メーカーに転職することは充分可能です。
楽器メーカーの業務も本質的には他の企業と同じ
楽器メーカーも利潤を追求する一般的な企業です。
ですから、やっていることは本質的には他の業種のメーカーと変わりません。
家電メーカーなら家電を売る。
楽器メーカーなら楽器を売る。
ただそれだけのことです。
つまり、「転職の際に求められるスキルは特別なものではない」ということが分かると思います。
※ちなみに楽器が弾けるかどうかも、採用にはほぼ関係ないです。
もし今までやってきた仕事が「営業」であれば、そこで得た経験・スキルはそのまま面接時のアピール材料になります。
営業でなくても生産管理やWeb関係の仕事をしていた場合も同様です。
特にWeb関係から楽器メーカーに転職する人は少ないと感じています。
日本にある楽器メーカーは、比較的古い企業が多い(他の企業が倒産して相対的に古い企業が残っている)ため、WebやIT関係が整備されていないことが多い印象です。
昔とは違い、モノを売っていく上でのWebの重要性はかなり高くなっているため、企業としてもWeb関係に詳しい人材を求めています。
したがってWeb関係の業務経験がある場合は、アピール材料になります。
楽器メーカーに転職するときも転職エージェントを使ったほうが良い
楽器メーカーといっても、大企業から中小企業までさまざまな規模があります。
どの程度の規模の楽器メーカーに転職したいかで対策が変わってきますが、私の転職時の経験から言うと「転職エージェント」は利用したほうがいいです。
というか本気で楽器メーカーに転職したいのであれば、絶対に登録してください。
なぜかというと転職エージェントが保有している求人情報は、多くが転職サイトには掲載されていない「非公開求人」なので、そもそも登録していないと楽器メーカーの求人があるかどうかすら確認できないからです。
※一社ではなく複数の転職エージェントに登録することで比較検討することが可能になるため、なるべく複数のサービスに登録することをオススメします。
利用はもちろん無料ですが、その他に転職エージェントを利用するメリットは3つあります。
大規模な楽器メーカー・就業環境が良い楽器メーカーの求人が出ている可能性が高い
もしあなたが、YAMAHAやローランド、KAWAI(ピアノ)などの規模の大きな楽器メーカーや星野楽器(アイバニーズ・TAMA)などの優良企業に転職したいと考えているのであれば、「転職エージェント」に登録したほうがいいです。
理由は、転職エージェントがそのような楽器メーカーの求人を持っている可能性が高いからです。
一般的に企業側が転職エージェントに採用活動を一部お願いして、その後内定を出した場合は、内定者の年収の30%程を報酬として転職エージェントに支払っています。
例えば内定者の年収が400万円だった場合は、120万円ものお金を転職エージェントに支払っています。
転職エージェントに採用活動を依頼している時点で、かなり人材確保に力を入れている企業であることが分かると思います。
そして人材確保に力を入れている企業の方が、入社後の環境が良いことも想像できますよね。
転職のリアルガチな話をきける
特に第二新卒として楽器メーカーに転職しようと考えている場合、転職に関して実感が湧かなかったりしませんか?
というか、いい感じに転職を進めるやり方ってわからなくないですか...?
私が第二新卒で楽器メーカーへと転職を考えているときはそうでした...
転職エージェントは今まで多くの人の転職をサポートしてきた「転職のプロ」なので、いろいろな転職の裏話なんかも知っていますし、適切な転職の進め方も熟知しています。
もちろん楽器業界への転職をサポートした実績がある転職エージェントもいます。
実際に私も転職エージェントから、楽器業界への転職に関して有益なアドバイスをもらうことができました。
「ほんとに楽器メーカーに転職するべきなのか?」と考え直す機会ができる←これがマジで大事です。
あなたはどうして「楽器メーカーに転職したい!」と考えているのか、自分で論理的に説明できるでしょうか。
ただやみくもに楽器が好きなことをアピールするだけでは、楽器メーカーの内定は獲得できません。
面接の場では、あなたのことについて深く質問されます。
そのため転職を成功させるには、自分自身をより深く知る必要があります。
そのサポートをしてくれるのが転職エージェントです。
彼らと話す中で、自分の思いや考え方を言語化して整理することができますし、それがそのまま面接対策にもなります。
その結果「楽器メーカーじゃなくても、自分のやりたいことは実現できる」と気づけるかもしれません。
そのような気づきを与えてくれるのが転職エージェントです。
楽器メーカーへの転職で実際に使用した「使える」転職エージェントは2つだけでした
私も楽器メーカーへの転職が成功するまでに、10種類以上の転職エージェントを利用しました。
その中にはレベルの低い転職エージェントもおり、時間を無駄にすることもありました。
転職において「時間」は何よりも貴重なものです。
特に楽器メーカーの求人はすぐに埋まってしまう可能性があるので、レベルの低い転職エージェントにあたって消耗するのは避ける必要があります。
これから楽器メーカーに転職する人には私のような苦労をしてほしくないので、転職エージェントの中でも「これは使えるな」と感じたものだけを厳選してご紹介します。
マイナビエージェント
公式サイト:https://mynavi-agent.jp/
転職エージェントならばこちらは外せません。
YAMAHAなどの大手楽器メーカーへの転職を希望しているのであれば登録必須です。
マイナビエージェントのみが保有する「独占求人」や、企業の採用担当者との太いパイプなど転職エージェント大手に登録しておくメリットは非常に大きいです。
またエージェントがいかにも「デキる人」といった感じで非常に頼りになります。
実際にエージェントの力で内定後の年収が数十万違うなんてことがざらにあるので、デキるエージェントが多いマイナビエージェントは非常に頼りになります。
※マイナビのプロモーションを含みます。
リクルートエージェント
公式サイト:https://www.r-agent.com/
リクルートエージェントも、マイナビエージェントと同様に業界大手の転職エージェントです。
求人数も多く、マイナビエージェントと比べると中小企業から大企業まで幅広い求人を取り扱っている印象です。
小~中規模の楽器メーカーも多いため、マイナビエージェントと一緒に登録しておけば幅広く求人をカバーできます。
また、面接の際に必要となる職務経歴書の作成や、面接対策なども親身になってサポートしてくれたので非常にありがたかったです。
とりあえず上記の二つは登録しておいて、その他に気になる転職エージェントがあれば追加で登録するのがいいでしょう。
「ミイダス」で自分の市場価値を確認
公式サイト:https://miidas.jp/
転職エージェントに登録が完了したら、ミイダスで現在自分が転職市場でどれ位の価値があるのかを調べてみてください。
ミイダスでいくつかの質問に答えるだけで、自分の現在の市場価値(自分に合う求人数や年収)が分かります。
実際にやってみるとわかりますが、「意外と自分って市場価値があるんだ」と気づけるので転職に対して前向きになれます。
※上の画像は実際に自分の市場価値を調べたときのものです。
転職の際に自分の市場価値を認識しておくことは大事なので、やってみることをオススメします。
楽器メーカーに転職できるかは「やるか、やらないか」ただそれだけ。
私は全く別の業界から楽器メーカーへの転職を成功させました。
私が楽器メーカーに転職するためにしてきた上記の行動は、ごく当たり前のことです。
それでも転職が成功した要因としては、「とりあえず、やってみる」ことを意識して行動していたからだと感じています。
特に楽器業界は他の業種に比べて就職の門戸が開かれているわけではないので、転職を成功させるためには自分で動く事が必要です。
「楽器業界に転職したいなぁ~でも狭き門で難しそうだし。。」と考えている暇があるなら、ささっと一歩踏み出しましょう。
私が実際に使用して「オススメです」と言っている転職サイトや転職エージェントに登録するのもめんどくさがるようでは、正直に言うと楽器メーカへの転職は難しいと思います。
転職エージェントと話したり実際に転職サイトで求人を探してみることで、自分の中で楽器メーカーへの志望動機や志望度合いが固まることもあります。
実際に私がそうでした!
一歩踏み出すことで見える景色があります。
あなたの楽器メーカーへの転職が成功することを祈っています。
私が楽器メーカーに転職するために使った転職エージェントはこちらです。
- マイナビエージェント
YAMAHA、ローランドなどの大手楽器メーカーに転職したい場合登録必須。
転職エージェントの方が非常に有能で頼りになりました。
>>無料登録はこちら
リクルートエージェント
大手から中小規模の楽器メーカーまで幅広く求人を取り扱っている印象。マイナビエージェントと組み合わせることで幅広く求人をカバーできる。
転職エージェントの親身な転職サポートが特徴。
>>無料登録はこちら
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