キング of エモギタリストMateus Asatoを徹底紹介!【使用機材・ライブレポ】

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キングofエモギタリスト、Mateus Asatoを聴け

 

こんにちは!とんでもブルース(@guitar_blues_)です。

 

過去には様々なギターヒーローが彗星の如く現れては、ギターの人気を取り戻してきました。

ギターが売れない、ギターヒーローが不在と叫ばれるこのご時世ですが、安心してください。

ジミヘン、SRV、カートコバーンがいなくても、我々の時代にはMateus Asatoがいます。

 

今回はこのギタリストについてご紹介したいと思います。

Mateus Asatoとは

皆さんはMateus Asatoというギタリストをご存知でしょうか。

SNSから人気に火が付き、現在アルバムを一枚もリリースしていないながらもギタリストの間で注目を集めています。

出身はブラジルで、ハリウッドの音楽学校であるMIに入学します。その後多くのギタリストが参加するコンテストで頂点になり、プロとして活動を始めました。

 

あのジョンメイヤーからも一目置かれているマテウスのギタープレイ。

その特徴について、以下に述べます。

独りよがりではない、圧倒的な技術力

まずはこちらの動画をご覧ください。

この3分の演奏動画を聴くだけでも、圧倒的な演奏技術を持つことが分かります。

とにかく 上手いですよね。

正確なタイム感、速弾き、メロディセンスすべてを持ち合わせています。

 

さらに彼の素晴らしいところは、技術に使われているのではなく、使いこなしている点であると言えます。

確かに彼のように速弾きができるギタリストは世界中にいるでしょう。しかし、そのようなギタリストは往々にして技術を主軸にしてプレイします。

つまり、自分の技術を見せびらかすようなプレイです。そのようなプレイは観客を置いてけぼりにする、独りよがりなプレイであると言えます。

彼はその曲の必要な箇所に、必要十分なプレイをしています。

全く嫌味を感じさせないプレイだと言えるでしょう。

とにかくエモい

「エモい」という言葉は非常に曖昧な意味をもちます。

Wikipediaには以下のように定義されています。

エモいは、英語の「emotional」を由来とした、「感情が動かされた状態」、「感情が高まって強く訴えかける心の動き」などを意味する日本語の形容詞。感情が揺さぶられたときや、気持ちをストレートに表現できないとき、「哀愁を帯びた様」などに用いられる。また、現代若者に使われる用語である 。

引用:エモい

つまり、心にグッとくる=エモいというとらえ方でよいでしょう。

さて、ここでマテウスの演奏を聴いてみます。

これがエモいを体現している演奏でしょう。

絶妙なチョーキングとタイム感、全ギタリストのツボを刺激するプレイです。

ギタリストであれば、勝手に顔がにやけるはずです。

まさにキングオブエモギタリストです。

 

ちなみにJam Track Central(超絶ギタリストが自らのフレーズなどを解説する教則動画を購入できるサイト)にて、彼のシグネチャーリックを学ぶことができます。

筆者も購入して日々練習に励んでいます。

彼の特徴的なプレイスタイルを学ぶには最適の動画です。単純に聴くだけでも楽しいです(笑)

JTC Guitar

カリスマ性

圧倒的なカリスマ性により、多くのギタリストからのリスペクトを集めています。

当然そのギタープレイに多くのギタリストが影響を受け、現在マテウスのプレイスタイルは一種のムーブメントになっていると言っても過言ではないでしょう。

特にInstagramの投稿を見ると、多くのギタリストがマテウスのプレイスタイルに影響を受けているのが分かります。

使用機材

やはりギタリストとして気になるのは彼の使用機材でしょう。

マテウスの公式サイトにて使用機材が公開されているので要チェックです(情報が更新されていないようですので、少し古いかもしれません)。

このサイトによるとアンプはBognerとSuhr、Fenderを使っているようですが、筆者は彼がFenderのアンプを使っているのは見たことがありません。基本的にはBognerとSuhrのアンプを使っているようです。

 

エレキギターに関しては、彼のシグネチャーモデルがSuhrからリリースされています。

 

SUHR ( サー ) / Mateus Asato Signature Series Classic Antique Shell Pink HSS

サウンドハウスで見る
サウンドハウスで見る

■エレキギター
■マテウス・アサトシグネチャーモデル、Mateus Asato Signature Series Classic S Antique
■カラー:シェル・ピンク
■ボディ:アルダー
■ネック:ローステッドメイプル
■指板:インディアン・ローズウッド
■ピックアップ:Custom bridge humbucker (stay tuned for more information) and 2x ML
■ハムノイズリダクションシステムSSC II搭載
■付属品:ギグバッグ

 

SUHR ( サー ) / Mateus Asato Signature Series Classic S Black

サウンドハウスで見る

サウンドハウスで見る

■エレキギター
■マテウス・アサトシグネチャーモデル、Mateus Asato Signature Series Classic S
■カラー:ブラック
■ボディ:アルダー
■ネック:3Aローステッドメイプル
■指板:3Aローステッドメイプル
■ピックアップ:Custom bridge humbucker (stay tuned for more information) and 2x ML
■ハムノイズリダクションシステムSSC II搭載
■付属品:ギグバッグ

 

どちらもローステッドメイプルネックですね。

こちらの画像ではわかりませんが、シグネチャーモデルとしてネックプレートがマテウスのデザインになっています。

特にピンクのモデルに関しては様々な動画でも使われているので、人気があるのではないかと思われますね。

 

エレキギター弦に関してはERNIEBALL ( アーニーボール ) / Paradigm Regular Slinky ElectricGuitar Strings #2021を使用していると語っています。(2019/1/18 Instagramのストーリーにて)

この弦は従来のものよりも耐久性が向上しているため、激しいチョーキングを多用する彼のプレイに適していると言えるでしょう。

ERNIEBALL ( アーニーボール ) / Paradigm Regular Slinky ElectricGuitar Strings #2021

 

アコースティックギターに関しては、上記のサイトには掲載されていませんが、彼の投稿している動画を見ると、MartinとTaylorを使用していることが分かります。

Taylorのミニギターもしっかり弾きこなしています。

ミニギターはこちらのマホガニーGS Miniを使用しているようです。

サウンドハウスで見る

サウンドハウスで見る

 

エフェクターに関しても彼のシグネチャーペダルが日本のペダルメーカーVemuramから発売されています(世界限定500台)。

Jan Rayというモデルを彼仕様にチューンナップしたモデルです。

ちなみにこちらのJan Ray、かなりの人気ペダルで、過去にもトモ藤田などのシグネチャーモデルが発売されています。

彼が直接使用している動画がこちら。

 

ちなみに筆者も購入しました。

 

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Thank you, Mateus Asato!!! Very cool!!😎 #mateusasato #vemuram #janrayforma #effector #pedal #guitar #blues

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通常のJan Rayよりもゲインが高めに設定されており、単体で使用するならばこちらの方が使いやすいです。

国産エフェクターVemuramについては以下の記事で詳しくご紹介しています。

音源

現在彼はアルバムはリリースしておらず、CD化された音源はありませんが、数曲デジタルコンテンツとして聴くことができます。

技巧バンドPolyphiaの楽曲にゲストとして参加した「Drown」は必聴です。

現在はYoutubeチャンネルとInstagramアカウントを中心に楽曲を投稿しているので、ぜひチェックしておきましょう。

Mateus Asato
『あさと』
Instagram

ライブに行ってきた。

2017年11月に恵比寿で開催されたMONTREUX JAZZ FESTIVAL JAPANにマテウスが来日するとのことで、行ってきました。

    

ちなみにこの音楽フェス、今回で三回目だそうです。

上記の写真はメインステージです。

 

マテウスを見るのはこれで二回目になります。

2017年8月のクリニックで彼が初来日した際は、六本木に見に行きました。

その時初めて生で彼のプレイを見て、衝撃を受けました。YouTubeで見る彼も凄いですが、生はもっと凄い…

その時からマテウスが来日したら、絶対見に行こうと心に決めていたところでの今回の来日アナウンス。

すぐにチケットを確保しました。

 

演奏時間はメインステージではなく、サブステージなのもあり30分程でした。

本当にあっという間でした。

この30分の為だけに行ったと言っても過言ではなかったです。。

筆者と同じようにマテウス目当てでジャズフェスティバルに来ている人もちらほら見受けられました。

 

早弾きあり、指弾きありでとにかく上手いかったです。そしてメロディアス。

また、ダイナミクスのつけ方も流石といったところで、終始心に訴えかけてくるギタープレイで観客を魅了していました。

彼のプレイはインプロビゼーションが中心ということもあり、ライブならではのプレイが聴けるのは嬉しいところです。

 

当日は風邪を引いていたようで、万全の体調ではないにもかかわらず、圧巻のプレイでした。

ライブでの使用機材

ギターはSuhrのMateus Asato Signature Series Classic S Black。最近よく使っており、投稿動画でも見られる一本。

アンプはBognerです。

演奏曲

30分ほどの持ち時間だったため5,6曲程演奏していました。

 

「North(天の目)」を演奏していたのは印象的でした。とても美しい曲です。

多少アレンジが加えられてました。

YouTubeではアコギでプレイしていたため、今回のエレキギターでのプレイは新鮮でした。

 

最後に「Don't Dream It's Over」泣きのギターでした。

追記:2019年5月にマテウスの来日が決定

2019年の5月にマテウスの来日が決定しました。

以下の記事で詳しく紹介しています。

まとめ

今回は現代のギターヒーロー、Mateus Asatoについてご紹介しました。

彼は現在アルバムを作成している途中であり、恐らく2019年は彼名義のアルバムがリリースされるでしょう。

今後ますますブレイクするであろう彼と同じ時間を生きられることに感謝しつつ、今後の活動を楽しみにしましょう。

 

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