レッスンを受けてるのにギターが上達しないあなたへ。
こんにちは!とんでもブルース(@guitar_blues_)です。
ギタリスト、ベーシストの中には、レッスンを受けてみようかと考えたことのある人は多いと思います。
ギターを弾き続けてある程度弾けるようになってくると、ある時点で壁にぶつかってしまうことがあります。成長が止まっているように感じられるのです。
すると何か新しい刺激を欲するようになります。ここで、ギター講師にレッスンを受けてみるという選択肢が浮上してきます。
もしくは、ギターを始めたばかりで右も左もわからない為、一から講師にギターを教えてもらいたいという方もいるでしょう。
今回は以下の方に向けた記事です。
実際にギターレッスンを受けてきた私が感じるレッスンの違和感等をお伝えすることで、何かの参考になれば幸いです。
そもそもなぜレッスンを受けようと思ったのか
レッスンを受けようと思ったからには、何か理由があるはずです。
その部分を自分の中で明確にしましょう。ギターレッスンでは、一番初めになぜレッスンを受けようと思ったのかをギター講師にヒアリングされます。
それはギター講師としても、生徒の悩みを知ることで最適な練習方法等を提示して、生徒の満足度を高めたいからです。
単純に「ギターがうまくなりたい」ではなく、「速弾きができるようになりたい」であったり、「ジャズを弾けるようになりたい」というように具体化します。
次にその目的を達成するためにはどのような練習が必要であるか自分なりに考えてみます。
そして、レッスンを受ける前に、まずは自分なりに考えた方法を実践してみましょう。
ギタリストにとって一番大切なこと
ギターを弾くうえで一番大切なことは「自分の頭で考える」ことです。
ギターの上達が早い人は常に自分の頭で考えています。練習の中で試行錯誤を繰り返しているのです。
例えばピッキングであったり、コードボイシングであったり「こうしたほうが良い音が出るのでは」「こういう法則があるのでは」と自分なりに気付きや学びを体系化しています。
ギター講師は、このように自分なりに体系化したものを生徒に教えているにすぎません。
ギター講師に教えを乞うことは問題ありませんが、その結果自分の頭で考えることを放棄してしまっては決してギターが上達することはないでしょう。
常にどのような考え方でギターを弾けば上達するのかを自分の頭で考えて、自分なりに気づきを体系化することが重要です。
相性がいい講師を探す
最近はSNSの発達に伴い、ギター講師として活動する敷居がかなり下がっています。ギターをある程度弾ける人であれば、だれでもギター講師として活動できる時代です。
つまり、ギター人口に対してギター講師が飽和しているのです。だからこそ、講師の質に着目するべきです。
これからギターを始める方でも、安易にギター講師を選ぶべきではありません。初めてギターに触るからこそ最初に出会う講師は重要です。
当然ですが、できるだけギターがうまいと確信を持てる方に教わるのが良いです。
講師のプロフィール欄に「初心者向け」などと記載している場合は、気を付けたほうがよいでしょう。
上級者に対してレッスンできるほどの、知識や技術が無い場合があります。
また、レッスンは人柄も重要です。性格が独特な方も中にはいるので、その講師が自分に合うか慎重に見極めましょう。
お金を払うだけで満足になってない?
人はお金を支払うことに快感を覚える生き物です。
皆さんも一度は、買って満足してしまい、その後一度も触らなかったモノがあると思います。
それはモノだけではなくサービスも同じです。
ギターレッスンに行くとギターを弾いた気になりがちです。
ギターがうまくなるためにレッスンに行っているはずなのに、いつの間にかレッスンに通うことが目的にならないようにしましょう。
レッスン中は講師のマインドを知る時間
当然ですが、ギターに触らないと上達はしません。
レッスン中だけギターを触っているようでは、上達するのは難しいでしょう。
またレッスンの間ひたすらギターを弾き続けることはほとんどありません。
基本的には講師とコミュニケーションを取りつつギターを弾く形です。
レッスン中は講師のマインドを吸収することを意識しましょう。
講師がどのように考えてギターを弾いているのかを知り、それを自分に当てはめることで上達のスピードが早くなるでしょう。
講師の必要性
レッスンを受けていると、ふと講師に違和感を感じることもあるかもしれません。
ジャンルの違い
最初は講師と意気投合し、レッスンを受け始めたものの講師の得意なジャンルと自分がやりたいことがズレている気がする。。。と感じることがあるかもしれません。
それぞれの講師には得意もしくは好きな音楽のジャンルがある為、レッスンの内容がどうしてもその方向に傾いてしまう場合があります。
レッスンの内容が自分がやりたい、上達したい方向ではない場合は、その旨を講師に相談してみましょう。
彼らも仕事
ギター講師ははギターを教えることでご飯を食べています。
ギター講師として活動するハードルが下がり、周りに自分以外のギター講師が大勢いるなかで、ギターでご飯を食べていくのは簡単ではありません。
プロとして活動しており、ある程度名前が知られているギタリストでさえ、ギター講師として活動しなければ生活ができない状況です。
つまり、講師にとって生徒は大事な収入源であり、決して手放したくない存在です。
そのため、様々な方法で生徒を引き留めようとする講師もいることは頭に入れておく必要があります。
少しでも講師に対して違和感を感じたら、別の講師のレッスンを検討してみましょう。
結論:結局練習しないとうまくはならない
ギターを弾くことでのみ、ギターが上達します。
プロギタリストの話を聞いたり、動画を見たりすることも大切ですが、それだけではギターは上達しません。
一番大切なことは、どうすれば今自分が抱えている課題を解決できるのか、常に考え続けることです。
そして考えたことを実行に移してみましょう。
世の中のプロギタリストは皆、試行錯誤を繰り返してギターを上達するための自分なりのメソッドを構築しています。
上記の内容はギター講師に教わらなくても十分実行できます。
今の自分に本当にギター講師が必要であるのかを考えたうえでレッスンを受けることをお勧めします。
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