Bluesギタリストが弾くアコギが凄い

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紹介

味のあるプレイを聴こう

 

こんにちは!とんでもブルース(@guitar_blues_)です。

 

皆さんはブルースギタリストと言うと誰を思い浮かべますか。

一般的にはブルースギタリストはエレキギターでガシガシ弾くイメージがあるのではないでしょうか。

(普段からアコースティックギターを弾きつつBluesを歌うのは「ブルースマン」と定義し、また別に記事を執筆したいと思います)

しかし、本物のギタリストは、エレキギターだけではなく、アコギでも味があるプレイを見せてくれます。

エフェクター等を上手く使えばそれなりに演奏をごまかすことができるエレキギターに比べて、基本的にはアコギは生の音ですからごまかしがききません。

それゆえ、否応なしに自分の素が出てしまうともいえるでしょう。

今回は、普段はエレキギターを弾いているブルースギタリストの貴重なアコギプレイをご紹介します。

 

Jimi Hendrix

普段はFender Stratcasterを弾いている彼が、アコギを弾いている姿は貴重です。

「Hear My Train a Comin' 」は12弦ギターで、「Hound Dog」は6弦ギターで演奏しています。

作曲の際はよくアコギを弾いていたようです。

アコギを弾いてもジミが弾いているとわかる味を持っていますね。

 

Stevie Ray Vaughan

普段はFender Stratcasterを弾き倒す彼ですが、MTV Unpluggedに出演した際はGuild JF65-12(12弦ギター)でプレイしています。

代表曲の「Pride and Joy」「Testify」や疾走感のある「Rude Mood」などをプレイしています。

エレキギターとアコースティックギターで弾き方(ギターの鳴らし方)を変えています。アコギを弾く際は、ピッキングをシャープにしていることが分かります。しかしスタイルはそのままエレキギターのプレイです。

12弦ギターは通常の6弦ギターとは異なり、弾いた際の感覚が独特なのですが、まるで通常のエレキギターを弾くかのように豪快にギターを引き倒しています。

余りにも軽々と弾いているので一見すると簡単そうに見えるかもしれませんが、この速さでアコギを弾くことは至難の業です。

12弦ギターの音の広がりと相まって、一人とは思えないダイナミクスですね。

余談ですが、彼のネックを握る力が強すぎてネックにクラックが入ったとか入ってないとか。。

 

 

彼のアコースティックギターでの演奏は、上記のBoxセットでしか音源化されていないです。

その他未発表音源も含まれていたので購入後の満足度は高かったです。

 

Buddy Guy

ブルース界のレジェンドであるBuddy Guyも、基本的にエレキギターで豪快なチョーキングをかましているイメージが強いですが、渋いアコギプレイを聴かせてくれます。

Muddy Watersの「Hoochie Coochie Man」を弾き語っています。

さすがの貫禄です。彼の歌とプレイを聴くと「Bluesとは何か」が少しだけわかる気がします。

 

まとめ

普段なかなか聴く機会が無い、エレキギタリストのアコーステックな動画をご紹介しました。

どの演奏も、一つとして真似ができないその人の個性が光っていると感じます。

普段エレキギターを弾いているギタリストは、アコーステックギターに持ち替えてプレイしてみるとまた違った発見があって面白いかもしれません。

 

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