NAMM Showに参加する方法・裏技まとめ【楽器業界関係者が教える】

雑記
Processed with VSCOcam with b4 preset

そうだ、NAMMに行こう。

 

毎年一月にアメリカのカリフォルニア州アナハイムにて行われるNAMM Show。

楽器ショーとしては世界最大規模を誇り、世界中の楽器メーカーや音楽関連メーカーがこのショーで新製品を発表します。

また、会場にはプロのプレイヤーなども多数入場しており、彼らの演奏を間近で見ることはもちろん、運が良ければ一緒に写真をとってもらったり、会話もできるというプレイヤーにとってはまさに夢のような時間です。

世界中の楽器メーカーの新製品を誰よりも早く知れ、プロのプレイヤーの演奏も楽しめるNAMM Showですが、一般入場は認められていない為、関係者以外は立ち入り禁止なのです。

The 2020 NAMM Show Music Commnuity
NAMM, the National Association of Music Merchants (NAMM), commonly called NAMM in reference to the organization's popular NAMM trade shows, is the not-for-profi...

上記は「どのようにすればNAMM Showに参加できますか?」という問いに対する公式の回答です。

要約すると参加の条件は以下の通りです。

  • オーナー
  • サプライヤー、卸売業者
  • 従業員
  • エンドース契約を結んでいるアーティスト
  • ゲスト

上記のどれかに該当する場合は、公式サイトから会員ページにアクセスすることができます。

しかし、これらはNAMM会員になっていることが前提。つまり最初にNAMM会員になる必要があります

Membership
NAMM, the National Association of Music Merchants (NAMM), commonly called NAMM in reference to the organization's popular NAMM trade shows, is the not-for-profi...

公式サイトにNAMM会員になるための条件が色々と記載されていますが、結局ただの楽器好きは入れない!ということです。

 

 

ギタリスト
ギタリスト

でも、行きたい。。無関係者でも入場できる方法ないの?

というプレイヤーの声が聞こえてきますので、今回は楽器メーカー勤務の私が考えるNAMM Showに参加する方法をご紹介します。

 

結論から言うと多少のお金が必要です。

ESPの学校で行われるNAMM Showツアーに参加する

ESPの専門学校に入学することで、NAMM Showのツアーに参加することができます。

NAMM Showに参加するためには以下どちらかの学校に入学する必要があります。

  • ESPギタークラフトアカデミー
ESPギタークラフト・アカデミー | ギター製作・ベース製作専門の学校
ギタークラフト専門の学校をお探しならギターメーカーで学ぶ理想の環境と就職実績のESPギタークラフト・アカデミー
  • ESPエンタテインメント東京(専門学校ESPミュージカルアカデミーから社名変更)
音楽・芸能と楽器の専門学校【ESPエンタテインメント東京】 - 日本最大級の音楽・芸能と楽器の専門学校。アーティスト、タレント、声優、スタッフ、調律師、リペアマン、ギター製作など、音楽業界を目指すための学びが3学科34コース。オープンキャンパス毎月開催中です。
日本最大級の音楽・芸能と楽器の専門学校。アーティスト、タレント、声優、スタッフ、調律師、リペアマン、ギター製作など、音楽業界を目指すための学びが3学科34コース。オープンキャンパス毎月開催中です。

二つの学校の違いは、専門学校かどうかです。

ESPギタークラフトアカデミーは専門学校ではないのに対して、ESPエンタテインメント東京は専門学校です。

ESPギタークラフトアカデミーはその名の通り、ギター・ベース製作のみを学ぶのに対して、ESPエンタテインメント東京はギタークラフト以外の様々な学科が存在しています。

ESPエンタテインメント東京に入学する場合、楽器技術科(ギター製作・リペア、管楽器リペア、ピアノ調律)の学生を対象にツアーを行っているので、上記の学科に入学する必要があります。

ただし、ツアーに関する費用はすべて自分で負担しなければならず、総額で20万円程必要になるでしょう。
また、記載内容は2019年1月時点の内容であるため、最新情報はそれぞれのサイトから確認してください。

楽器メーカー・楽器店に入社する

一般入場が認められないならば、楽器関係者になってしまうという少々強引な方法です。

ある程度国内で知名度がある楽器メーカー・楽器店であれば、NAMM Showに参加する権利を持っていることが多いです。

また、ブランドネームが浸透している企業であっても企業規模自体は小さい事もあり、そのような企業であれば入社のハードルは低くなります。

注意すべき点としては、NAMM Showの参加人数には制限があるため、入社後すぐに参加することは難しいことが挙げられます。当然ですが新人がそのような世界規模の楽器ショーに行けるのは極めて珍しいと言えるでしょう。

楽器メーカーへの就活・転職については、残念!楽器メーカーに就職して幸せになれると思った?で詳しく説明しています。

プロのプレイヤーに連れて行ってもらう

ある程度名が知れたプロのプレイヤーであれば、楽器メーカーの付き添い等でNAMM Showに行くことがあります。

このような人たちにお願いして一緒に連れて行ってもらうという裏技があります。

なぜこのようなことが可能なのかというと、付き添いのプレイヤーにも数名連れていける枠が存在していることがあるからです。

ただし、当然ですがそのプレイヤーと知り合いであり、かつある程度仲が良いことが前提条件です。

 

そのようなプロのプレイヤーと簡単に関係を持つ方法があります。

それはそのプロプレイヤーのレッスン生徒になることです。

調べてみるとわかりますが、楽器メーカーとエンドース契約を結んでいるプレイヤーであっても、個人レッスンを行っている人は意外といます。

プロであっても、レッスンを行わなければ生活するのが難しいのが現状だからです。

そのようなプレイヤーのレッスン生になり、定期的にレッスンを受けてお互いに打ち解けるようになると、楽器ショーに付き添える可能性があります。

(例)

プロギタリスト
プロギタリスト

今度NAMM Showに参加することになったんだよねぇ

レッスン生徒
レッスン生徒

...!! うらやましいですね~!ところで、一人で参加するんですか?

プロギタリスト
プロギタリスト

いや、実は何人か一緒に連れていけるんだよね。僕のレッスン生にもきいてるんだけど、皆会社が忙しくてね~

レッスン生徒
レッスン生徒

え!じゃあワシを連れて行かんかい。

プロギタリスト
プロギタリスト

ええよ。

レッスン生徒
レッスン生徒

やったぜ。

このように簡単に事は運ばないでしょうが、普段であれば絶対に参加できないNAMM Show。藁にもすがる思いでお願いしてみましょう(ベースやドラムなどのギター以外の楽器も同様です)。

レッスンを受ける際は、そのプレイヤーが楽器メーカーとエンドースを結んでいるか、以前にNAMM Showに行ったことがあるかなどを事前に質問しておくと良いです。

私も以前にプロギタリストのレッスンを受けており、上記のような話をしたことがあります(結局私の仕事の都合でその話は流れてしまいましたが・・・)。

ギターレッスンについては、ギターレッスンを受ければうまくなるという幻想で詳しく説明しています。

一般向けに募集されているツアーに参加する

通常は音楽関係者しか参加することができないNAMM Showですが、まれに一般の人が参加できるツアーが企画されることがあります。

例えばこちら、

「NAMM SHOW 09 LAツアー」参加者募集中! WeROCK Cityがお届けするロサンゼルス&アナハイムで過ごす、楽器の祭典4泊6日の旅
株式会社スパイアのプレスリリース(2008年11月13日 18時)。株式会社エルゴ・ブレインズは、ロック音楽をテーマとしたコミュニティーサイト「WeROCK City(ウィー・ロック・シティー)」のスペシャルツアー企画として、2009年1月開催「NAMM SHOW 09 LAツアー」の参加者募集を開始しました。

上記のツアーはNAMM Show 2009のものですが、このように特別企画としてツアーが企画される場合があるので、こまめにNAMM Show関連の情報をチェックしておくとよいでしょう。

NAMM Showに参加する方法 まとめ

NAMM Showは基本的に音楽関係者しか参加できませんが、以下の方法で一般の方でも参加できるかもしれません。

  • ESPの学校にて開催されるNAMM Showツアーに参加する
  • 楽器メーカー・楽器店に入社する
  • プロのプレイヤーに連れて行ってもらう
  • 一般向けに募集されているNAMM Showツアーに参加する

いずれにしても飛行機代や宿泊費などは自己負担になるので、少なくとも20万円は必要になるでしょう。

世界最大規模の楽器ショーであるNAMM Showに、一度は参加してみたいものですね。

 

それでは!

雑記音楽
スポンサーリンク
スポンサーリンク
のすけをフォローする
やばブロ!

コメント