君島大空とは何者なのか。プロフィールと『午後の反射光』について解説!

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紹介
出典:BIG NOTHING

透明なミュージシャン、君島大空

 

皆さんは君島大空というギタリスト、シンガーソングライターをご存知でしょうか。

まだ知名度としては高い訳では無いものの、2019年3月13日にリリースされた君島大空のデビューEP『午後の反射光』はミュージシャンから高い評価を受けています。

 

 

一聴してわかる、彼独自の世界観を堪能しよう。

 

君島大空のプロフィール

1995年1月18日生まれ。

東京都立川市出身で、現在も東京で音楽活動を行っています。

2014年からギタリストとして活動を始め、SoundCloudに自身で作詞/作曲/編曲/演奏/歌唱を行って多重録音で制作した音源の公開を始めています。

 

高井息吹と眠る星座」のギタリストとしても活動しています。

また、ギタリストとして は以下のアーティストのライブや録音に参加

  • タグチハナ
  • konore
  • 坂口喜咲
  • 婦人倶楽部
  • Orangeade

過去にはサポートとしてベースを弾くこともあったようです。

2017年には霞翔太監督作品「離れても離れてもまだ眠ることを知らない」の劇中音楽を担当。

女性アイドルグループ sora tob sakana への楽曲提供など様々な分野で活動しています。

君島大空は「透明」なミュージシャンだ

君島大空の作る音楽を初めて聴いたとき「透明」なミュージシャンだと思いました。

それは彼の繊細な声質によるものなのかもしれないし、楽曲の世界観なのかもしれない。

消えてしまいそうな存在。

それが楽曲の儚さを引き立たせている印象です。

また、彼の楽曲には聴く人に様々な景色を想起させるのも特徴です。

 

君島は歌うときには「性」の匂いをなるべく消すようにしていると語っており、男か女かわからないような声を意図的に出しています。

 

シンガーソングライター崎山蒼志が注目している

シンガーソングライター崎山蒼志がフェイバリットミュージシャンとして君島大空の名前を挙げています。

既に大ブレイクを果たしている崎山蒼志が注目しているとなると、君島大空の活動もますます注目されそうです。

 

崎山蒼志についてはこちらの記事で詳しく紹介しています。

 

君島大空の音楽活動は多岐にわたる

君島大空はソロでの活動の他にも、自身のバンドやサポートなど様々な音楽活動を行っています。

ソロでの活動は弾き語り

元々ギタリストとして活動していたものの、弾き語りのミュージシャンをサポートしていく中でより「言葉に寄り添うギター」を弾くために、自分でも歌い始めたのがきっかけです。

「自分の色が薄まる」という理由で、バンドを率いて音楽活動することには消極的でしたが、今後はバンドでの活動も行うと語っています。

 

弾き語りではガットギターを使用しています。

理由は「鉄弦のフォークギターだと音がうるさいが、ガットギターはどのように弾いても優しい音を出してくれるから」とのことです。

 

「高井息吹と眠る星座」ではエレキギターでのバンド形態

君島がギタリストとして参加している、「高井息吹と眠る星座」ではエレキギターを使用しています。

「これぞギタリスト!」というギターではなく、楽曲・歌に寄り添ったギターを弾いているのが印象的ですね。

バンドやサポートでは音楽を広げる意識を持って参加していると語っており、まさに楽曲の幅を広げるようなギタープレイです。

 

ちなみに、「高井息吹と眠る星座」のベースを担当しているのは4人組バンド「King Gnu」のベーシストである新井和輝です。

 

King Gnuについてはこちらの記事で詳しく紹介しています。

 

「自分の音楽」と自信を持って言える『午後の反射光』リリース

君島は2019年3月13日にデビューEP『午後の反射光』をリリースしました。

アーティストのサポートを通して音楽活動を続けて行く中で、自分の参加した作品が増える反面、「自分の音楽」と言えるものが無いことに気づいた君島。

今作は君島青空という「自分」が満ち溢れた作品だと語っています。

 

また、このEPには君島が音楽を始めた頃の楽曲も多く収録されています。

 

君島の楽曲制作のテーマは「音楽による可視化」

君島は「音楽による可視化」をテーマに楽曲制作を行っています。

「一瞬の景色を音楽によって引き伸ばし、聴く人の瞳の裏に映し出したい」と語っています。

 

『午後の反射光』ではゲストミュージシャンとして、鬼才ドラマー石若駿が参加。

(石若駿はKing Gnuの前身バンドSrv.Vinciにも所属しており、何かとKing Gnuとの繋がりがありますね)

≪TOWER RECORDS ONLINE≫ならデモ音源1曲収録CD-Rが特典として付いてきます。

 

"遠視のコントラルト"は君島の「化石」

君島が人生で一番つらい時期に作った楽曲がEPのリード曲"遠視のコントラルト"です(「コントラルト」とは、音楽における女声の最低音域を指す)。

この曲に自分が救われたと語っています。

 

つらい時期の前に経験していた「美しい時間・瞬間」を切り取り、化石として永遠に取っておきたいという思いから"遠視のコントラルト"を作りました。

様々な音が渦巻く中で、彼の中性的な声により優しく、美しい楽曲になっています。

 

君島大空は、タワーレコードがオススメするアーティスト「タワレコメン」(2019年3月)に選出されています。

これからの君島大空の活動も非常に楽しみですね。

彼のTwitterアカウントはこちらです。

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