幸福を感じる音楽ならDavid T. Walkerで決まり!

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ライブ

ギタリストを虜にするギタリスト

 

皆さんはDavid T. Walkerというギタリストをご存知でしょうか。

 

モータウン(アメリカのレコードレーベル)の黄金期を支えた素晴らしいギタリストです。

今回はこちらのギタリストをご紹介します。

 

世界一ソウルフルなギタリスト

このお方、世界一ソウルフルなギタリストと言われています。

様々な名曲のバックを務めている、まさに職人ギタリストです。

まずはこちらの動画をご覧ください。

 

 

丸みを帯びた優しいギターのトーン、コード使い、何よりもこの楽しそうにギターを弾く姿!

 

まさにソウルフルです。

見ているこちらが幸せになりますよね。

 

凄腕スタジオ・ギタリスト

彼は若いころからマーヴィン・ゲイやマイケル・ジャクソン、スティーヴィー・ワンダーをはじめ数々のアルバムにギタリストとして参加し、名演を残していることで知られています。

例えばこちら。

 

 

 

The Jackson 5の代表曲「Never Can Say Goodbye」「I Want You Back」にもギターとして参加しています。

また、DREAMS COME TRUEのライブの際にサポートギタリストとして参加されたりと、日本との親交も深いです。

 

彼のソロアルバムではやはりこちらの三作品が有名でしょう(いずれも彼のOdeレーベルから発表)。

 

 

今までレコードだけでしたが、近年初CD化されました。

グルーヴ・ギタープレイどれを取っても素晴らしく、ギタリストはもちろんのこと全リスナーにお勧めできる名盤です。

 

残念な点は現在廃盤になっていることでしょうか。

在庫状況によって値段が変動するので、是非チェックしてみてください。

 

私は値段が安くなっているときに購入できました。

 

独特なギタープレイ

動画を見ていただくとわかりますが、彼のギタープレイは非常に独特です。

 

 

マーヴィン・ゲイの「What's Going On」をプレイしています。

非常にネック寄りのポジションでピッキングすることで、丸みを帯びた音を出していますね。

またピッキングに関しては、弦に対して平行にピックを当てています

そしてアップピッキングも多用していますね。

コードの合間にオブリ入れたり、コードを弾きながら小指で装飾音を入れる弾き方は彼の十八番でしょう。

 

肘は固定して手首だけ、逆アングルでのピッキング、アップピッキングの多用。

彼は独学でギターを習得したようですが、このような弾き方があのメロウな音を作り出す要因になっていると言えるでしょう。

 

ライブレポート

2018年1月に彼が来日されたので、ライブに行ってきました。

会場はBillboard Live東京です。

 

チケットを予約したのが遅かったのもあり、自由席の整理番号は66番と最後の方の入場でしたが、ステージ近めの下手側の席に座れました。

David T. Walkerもばっちり見える位置に案内してくださったスタッフの方に感謝です。

 

来日メンバーはこちらです。

デヴィッド T.ウォーカー / David T. Walker(Guitar)
ジェフ・コレラ / Jeff Colella(Piano, Keyboards)
バイロン・ミラー / Byron Miller(Bass)
レオン・ンドゥグ・チャンクラー / Leon "Ndugu" Chancler(Drums)

 

今回のライブですが、会場全体が幸福感に包まれた最高のものでした。

自然と体が揺れてしまうくらい、グルーブ溢れる演奏。

そしてとても76歳とは思えない、ソウルフルな演奏でした。

 

動画で見るよりも、David T. Walkerは本当になめらかで優しいプレイでした。

ギターで感情を表現しているというか。ダイナミクスがついて、ギターが歌ってました。

 

特にギタリストであれば琴線に触れるであろうプレイで、終始会場は盛り上がっていました。

また基本的に座って演奏してたんですが、時折立ち上がって曲を盛り上げてました。

 

彼の穏やかな人柄がギターを通して現れてました。

演奏終了後、鳴り止まない拍手の中David T. Walkerは礼をして何度も胸に手を当てていました。

彼のファンに対する感謝の気持ちが感じられて胸が熱くなりました・・・

 

その後ステージから降りて出口に向かったんですが、筆者の席が通路に面していたので彼含めバンドメンバーに声をかけることができました!

笑顔で握手をしていただき、感激です。

 

終演後のステージ

ギターはカラザースギターです。

 

 

セットリストはこちらです。

 

 

終演後サイン会があり、彼のアルバム「PRESS ON」にサインを頂きました!

さらにピックまで頂きました。

とても使えないので、大事に飾ります。

 

 

「また次回会えるのを楽しみにしてます」というと日本語で「またね」と言ってくださいました!

次回来日するのはいつかは分かりませんが、来日した際は絶対に聴きに行きたい。そう思えるライブでした。

 

まとめ

今回は世界一ソウルフルなギタリスト、David T. Walkerをご紹介しました。

特にギタリストの皆さんは彼のツボを押さえた素晴らしいプレイをコピーして、そのエッセンスを吸収するのも良いのではないでしょうか。

DVDは彼の音楽を隅々まで堪能できるのでおすすめです。

 

 

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