Webエンジニア、めっちゃ楽しいです。
現在SEとして働いているけれど、Webエンジニアとして働いてみたい。。
と考えている人は多いと思います。
私も、SEとして働いていたときに同じことを考えていました。
私は新卒でSIerに就職しましたが、金融系だったこともあり、かなりお堅い社風でした。
現在はWeb系の企業に転職し、Webエンジニアとして充実した日々を過ごしています。
今回はWebエンジニアとSEの両方で働いていた経験から、Webエンジニアとして働くメリットをぶっちゃけていきたいと思います。
当然世の中には多くの企業があるので、一括りにWeb系企業、SIerといってもその企業ごとに特徴があります。
しかし、実際に両方の企業で働いてみて、傾向としてWeb系企業とSIer(SE)には大きな違いが見られると感じました。
今回は実際に働いてみて「Webエンジニアに転職してよかった・・・」と感じたことをお話します。
今回の記事は以下の方に向けて書きました。
・現在の仕事にやりがいを感じない
・今の仕事を続けていてもスキルが身に付く感じがしない
・先輩を見て、「自分も将来こうなるのか・・」とちょっと絶望している
・仕事中トイレで転職したいなぁと思いながらスマホを触っている
↑はSEとして働いていた頃の私です(笑)
職場で音楽が聴ける
はい、いきなりです。
正直これはかなりテンション上がります。
エンジニアはSlack等のコミュニケーションツールで連絡をとるため、電話がかかってくることもほとんどありません(そもそもデスクに電話がない)
そのためガッツリイヤホンして作業することができます。
これはSEだけでなく、一般的な他業種のサラリーマンでも考えられないことだと思います。。
ちなみに私はジャズを聴いたり、ロックを聴いたりしています。
Official髭男dism聴きながらの仕事は最高です。。
ちなみに隣のエンジニアはNetflixで海外ドラマ流しながら仕事してます(笑)
私服で通勤、仕事ができる
SEとして仕事をしていた時は当たり前にスーツで通勤していましたが、Webエンジニアとして働き出してからは毎日私服です。
ジーパンにパーカーとかで出勤してます。
周りのエンジニアも同じような格好で仕事をしています。
実際に私服で働き出して気づいたのですが、「スーツは意外とストレス」です。
もちろん個人差はあるでしょうが、多くの人はスーツを着る事でどこかかしこまってしまい、リラックスできなくなることはあると思います。
私服で仕事をすることによって、心理的にもリラックスして仕事をすることができています。
無駄なメールのやり取りがない
SEとして働いている人はよくわかると思いますが「これいるのか?」というメールが本当に多いです。
もちろん言った言わないのトラブルを防ぐと言う意味でも、きちんとメールで証跡をのこしておくことは大切ですが、業務時間におけるメール管理が多くの時間を占めていては本末転倒です。
Webエンジニアとして働き出してからは、連絡は基本的にSlackやChatworkなどで行っています。
これだとお互いにリアルタイムで確認ができますし、メールの正しい形式を調べるために時間を費やすこともないため非常に効率的です。
休憩が自由
好きな時に休憩をとる事ができます。
これはかなり心理的メリットがあります。
休憩時間中に急な仕事や電話が入ってきて
休憩時間くらい休ませてくれ。。
と思った事が一度はあると思います。
このように休憩時間がきっちり決められていると、休憩時間中に急な仕事が入ってきた場合、全く休憩できずにストレスを溜めてしまうことになります。
また、喫煙者の場合も好きな時にタバコ休憩をとることができます。
古い企業の場合、タバコ休憩だけが黙認されていて「喫煙者だけ休憩できてズルい。。」という非喫煙者からのクレームが問題になる事があります。
しかし、Web系企業の場合は喫煙者・非喫煙者関係なく自由に休憩がとれるので、そのようなクレームが起こることもありません。
この時代当然ですが、有給も普通に取れます(この時代に書くまでもないですかね。。)
朝礼みたいなので「〇〇日、有給いただきます!お忙しいところすみません!」とかも言いません。
※意外とこれある企業多いんだよな。。
仕事が自分のスキルに直結する→独立も可能
SEとして働いていた頃は、1日のうちミーティングが多くの時間を占めていました。
SEは基本的にマネジメントが仕事だといえ、業務のほとんどがミーティングで自分で手を動かすことがないため技術的な部分が全く身につきませんでした。
その結果、技術的な理解が浅いのにプログラマ(協力会社)の方のマネジメントをするという逆転現象が発生していました。
これはSEとして仕事をしている人なら「わかる。。」となるはずです。
このような逆転現象が日本のIT業界が世界と比べて非効率・遅れていると言われる理由の一つだと思います。
Webエンジニアは自分で手を動かすため、技術的に深く理解する事ができます。
目的の処理を達成するためのロジックやアルゴリズムを考えるのは簡単な事ではありませんが、自分の頭を使って考えることでシステムへの理解をより深めることができます。
結果として会社に所属せず、個人で生計を立てていくことも可能です。
数年間Webエンジニアとして働き、その後独立して起業したり、個人事業主として生活している人は数多くいます。
SEとして働くことでマネジメントスキルや調整能力を高めていくことは可能でしょうが、それだけでは個人として独立・生計を立てていくことは難しいのではないでしょうか。
副業(復業)で稼ぎやすい
仕事が自分のスキルに直結すると言うことは、仕事外でも自分のスキルを売る事ができるということです。
クラウドワークスなどのフリーランス向けの仕事発注サイトを覗いてみるとわかりますが、以下のような依頼がごろごろあります。
・Webシステム開発依頼(20万円)
Webエンジニアとして仕事をすることで、上記の案件を受注するだけのスキルを自然と身につける事ができます。
したがって個人で副業として開発を請負い、収入を増やすことも可能です。
転職しやすい。給料を上げていきやすい
Webエンジニアは自分のスキルを対外的にアピールしやすいという特徴があります。
たとえばSEとして働いて転職する場合、面接で
マネジメントを行なってきました!
とアピールしたところで、
ふーん。で、結局あなたは何ができるの?具体的には?
と言われるのがオチです。※経験談です
Webエンジニアとして働いた後に転職する場合、実際の業務でどのプログラミング言語を使用してどのようなサービスを運営していたのか。
またどのようなプロダクトの開発経験があるのかを具体性を持って話す事ができます。
また、業界としてWebエンジニア自体が不足しているため、スキルをつけていくことで二社目、三社目と転職の節目節目で年収を大きく上げていく事が可能です。
どうしてWebエンジニアは働きやすいのか
一昔前に多くの人がWebエンジニアに抱いていたイメージは、どちらかというとネガティブなものでした。
サービス残業で、毎日終電。
仕事もかなり忙しく、精神的にも辛い。。
このように考えていた人は多かったのではないでしょうか。
しかし、現在は一昔前と異なり、Webエンジニアを取り巻く環境はかなり改善されています。
環境が改善されて働きやすくなった要因には大きく二つがあると考えています。
業界自体が人手不足
その要因の一つは業界自体が人手不足であることです。
実際に私が転職したWeb系企業では、30代業界未経験の人が入社してきています。
Web業界の盛り上がりによって、業界自体が深刻な人手不足になっています。
その事実がWebエンジニアの待遇改善につながっていると言えるでしょう。
※今までのWebエンジニアに対する待遇が適切ではなかったとも言えますね
大手IT企業のエンジニアへの好待遇
そしてもう一つの要因は、GAFA(Google, Amazon, Facebook, Apple)を始めとする大手IT企業のエンジニアへの圧倒的高待遇です。
エンジニアの重要性を認識している米シリコンバレーの大手IT企業は、優秀なエンジニアを自社に囲い込むためにエンジニアに対してかなりの好待遇を用意していることはよく知られています。
一例ですが、エンジニアに対するGoogleとFacebookの年収は以下の通りです。
・Google 1800万円
・Facebook 2600万円
※参考資料・・・日経新聞(Facebook)、毎日新聞(Google)
上記は給与だけを記載していますが、例えばお菓子を食べながら仕事をしたり、デスクではなくソファに座って仕事をするなどエンジニアにとって働きやすい環境を整備しているのもWeb企業の特徴です。
このようなアメリカのIT(Web)業界においてエンジニアを優遇する文化が、遅れて日本にも入っているという認識です。
このようなエンジニア優先文化が日本でも浸透することによって、この文化に適応できないIT企業からWebエンジニアが転職している現実があります。
エンジニアにとっては、好待遇でより働きやすい企業に転職するのは当然ですよね。
したがって国内のWeb企業の多くもエンジニアの流出を防ぐために、エンジニアの待遇を良くしているという現状があります。
【結論】Webエンジニアは心理的に余裕を持って働ける。
Webエンジニアは、「何時から何時まで働く」と言ったような時間による制約を伴って働くのではなく「この作業を期限までに終わらせる」といった働き方がメインです。
そのため結果をしっかりと出せるのであれば、働き方はその人自身で自由に決める事ができます。
逆に考えると結果を出せないと大変ではありますが、それはどの業種・職種でも同じでしょう。
SEからWebエンジニアに転職して後悔している?
正直に言って、全くないです(笑)
個人的にはSEとして働いていたときには、社内調整や長時間のミーティングばかりで
この仕事に何の意味があるのか・・・
と仕事にやりがいを見いだせていませんでした。
給与は悪くなかったのですが、この企業で一生を終えたくないという思いから、転職活動を行なって今に至ります。
現在はWebエンジニアに転職して、実際に手を動かしてプロダクトを開発しています。
業務を通じて自分のスキルを高めている実感があるので、充実した日々が過ごせています。
デメリットは、強いて言うなら給与面でしょうか。
当然ですが、未経験からの転職なので給与は抑えられてしまいます。
しかし個人でスキルを高めていけば、二社目の転職で大きく給与をアップさせることも可能です。
あとは一度Webエンジニアとして転職すると、一般的なサラリーマン(スーツ、休憩時間が決まっている、仕事中に音楽を聴けない、お菓子を食べられないなど)に戻れなくなる事でしょうか。。
SEからWebエンジニアへの転職は難しくない【必要なのは勇気だけ】
実際にSEからWebエンジニアへの転職活動を通じて感じたのですが、現在はWeb業界を含めたIT業界全体が深刻なエンジニア不足であるため、非常に転職しやすいです。
また、IT業界未経験からWebエンジニアに転職する場合と比べて、SEの経験はWebエンジニアとして転職する場合にもプラスに作用します。
一般的にWebエンジニア未経験の人がWeb系企業に転職する場合は「面接時にポートフォリオが必要」と言われる事が多いですが、最近はポートフォリオ無しでも転職が可能です。
実際に私が業界未経験+ポートフォリオ無しで転職ができています。
SEからWebエンジニアに転職してスキルを身に付けたいと考えている方に向けて、実体験を元に記事を書いたのでぜひ参考にしてみてください。
私は現在20代ですが、30代であってもWebエンジニアへの転職は可能です。
上でも書きましたが、実際に30代未経験の人が転職してきました。
以下の記事で詳しく書いています。
「こんな会社で一生を終えるのか。。」
「スキルをつけて自分の力で稼ぎたい」
このように考えている人は是非とも一歩を踏み出してみてください。
Webエンジニアはいいぞ!
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